出版社内容情報
ハイクラスの名門一族に生まれ、星北学園の副理事として人生を歩んできた真耶は、恋愛に興味がなく童貞処女のまま30歳を迎えてしまい!?
2018年3月刊。
樋口美沙緒[ヒグチミサオ]
著・文・その他
街子マドカ[マチコマドカ]
イラスト
内容説明
ハイクラス種ヒメスズメバチの名門で、女王バチ本家の末弟として生まれた真耶は、幼いころから当主代理として家に尽くし、長じてからはハイクラスが集う名門校・星北学園の副理事として清く正しい人生を歩んできた。容姿も性格もすべてが完璧。周囲からは高嶺の花と尊ばれてきた真耶だったが、その実、恋愛にはまったく興味がなく、次期当主の姉には欠陥人間とまで言われる始末。ついに童貞処女のまま三十歳を迎えてしまう。さらには、姉の結婚で当主代理の任を解かれ、屋敷を出ていかなければならなくなって!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青龍
26
ついに、マヤマヤきたー! で、お相手は、格好よく変化した央太とは...予想外だった。CPとして甘甘の生活で、幸せだからいいのだろうけど、央太の執着が怖いわ。次の話は、芹野先生かな?2018/04/08
ヨンヨン
16
ムシシリーズ⑧とうとうマヤマヤ登場。怜悧な高嶺の花と思われてきたが、そのお相手は。なかなかの執着でよろしかったです!どっちもどっちな2人でやってくれそう。2018/07/08
烏
13
面白かったー。ついに真耶が!そっか…真耶の冷然さは母親の言葉に囚われていたからなのね。『清く正しく高潔に』母親の望んでいたであろう真耶でいるために寂しさも弱さも全てをしまい込んで淡々と生きてる真耶が切ない。あの可愛らしい央太が…ビバ突然変異!幼いころただ甘えてくっついていたんじゃなくて真耶が一人で泣いているんじゃないかって寄り添っていた央太がいじらしい。央太の危ない思考と言動にはちょっとついていけないけど、真耶を諦めないでいてくれて本当によかった。好きの質と比重は違う二人だけどずっと幸せだといいな。2018/04/02
cikorin06
11
真耶が幸せになって良かったー。央太が策士で腹黒くなっていたのには驚いてちょっぴり真耶が心配だけど、愛ゆえなのできっと大丈夫だと思いたい。央太はちょっとマゾマゾしい感じかも。2019/05/30
Melon Matsuda
9
真耶はかなり好きなキャラだったので、期待して読んだ。真耶ってこういう人だったんだーっていう驚きと、真耶の話は学生編で読みたかったという感想を持った。虫シリーズというか樋口作品が?愛が重いから毎回泣いちゃうんだよ、今回も泣けた。でも今回は静かにさめざめ泣けた感じかな、真耶が静かな人だったからだろうな。良かったですよ、次も楽しみです!2020/03/25